博多弁の女の子がエセ博多弁だった話
俺はおこている!!!!!!!!!、、!!!、
今おこている。(おこ
しきはおこている。(おこ
ホントにおこている。
2019/3/11 追記 シャニマスの月岡恋鐘は博多弁じゃねえぞ
何がおこているかっていうともうマジでホントに
こっちばい!じゃねえんだわ。
という漫画におこている。
主人公の幼馴染である博多乃どん子、この女の博多弁がエセ博多弁
今回はそのエセ博多弁について、生まれは兵庫、育ちは福岡の僕が文句言うから。
「第1話 博多乃どん子、東京に現る」より
あのさぁ、これ方言を使わん人にはわかりにくいやろうけど。
方言にも文法と呼ぶには大げさやけど使い所、ってのがあるんよね。
このセリフ3つに分けたら「全然変わってなかねー」の部分だけ明らかに並のテンションで言っとるやん。こんなんもう
「めっちゃ久しぶりやん、全然変わっとらんね、元気しとった?」
が普通やし。というか正解なんよね。
感嘆符の有無やなくてさ。「全然変わってなかねー」ってのはある程度普通のテンションで言うんよね。というか、今どき「変わってなかねー」って(笑
何語!?というツッコミは俺にやらせろ。
第31話「しきしきる?」より
ならねえよ。
「指揮しきる?」なんてさすがに口にする前にこれはダジャレみたいやけん変えたほうが良いわって頭ん中で修正加えるし。人によったら言った後で「なんそれ、シャレ?www」とか聞かれるんウゼえから。
というかこんなん方言すら使わずに「指揮できる?」って聞くやろ。
百歩譲って「指揮やりきい?」って聞くし。
僕は福岡のド田舎に住んどるし、もっと田舎に住んどった人間も知り合いにおるけど、ここまでコテコテの方言しゃべっとったら逆に「それなんの真似なんw」って笑われるわ。
属性漫画を描いてる癖に作品内で保険をかけるな
そして作品内で保険をかけるセリフを吐かせる行為が腹立たしい。
主人公の「いちいち方言が濃い!」という心の声。
このある程度メタ的に矛盾するセリフなんなん。セリフ言わせてんの作者だし。
極めつけが(まだ二つ目だろ)
「それなまってる子ならだれでもいいんじゃないの?」というセリフ
ナメてんのか。
昔もあったんだわ、この際いい機会だからセリフだけ抜粋してやろう。(厄介行為)
なんの漫画とは言わないが性癖漫画の一つとでも言っておくわ。
「アンタだってそうなんでしょ?下半身が反応してるのはこの人間と同じ部分だけ
こっちの部分は生理的嫌悪感の塊にすぎないはずよ」
なんだそりゃ
自分で描いててよくそんなセリフを登場人物に言わせられるな。
保険をかけたセリフって作者自ら作品の弱点を曝け出してんだよな。
結局、方言喋って見た目がかわいけりゃなんでもいいんだろうね。
だれでもいいんじゃないのってセリフに対して主人公は的確な反論もできてないし。
属性萌え漫画じゃなくご当地漫画だからか?(安易な逃げ)
漫画として世に出すなら編集の意向やらなんやらあるんだろうけど
漫画として世に出すなら作品の魅力の一つである属性の勉強くらいしたらどうなんだ。
ツンデレだのボクっ娘だの出してるだけのお色気ハーレム漫画の方がまだ潔いわ。
編集と言えば、この漫画も編集がツイッターで見つけたそうじゃん。
ここ数年、バズったツイートに「記事にさせてもらえないでしょうか?」って群がってくるエセ記者や、テレビをつけるとネットで話題になった動画で特集組んでたりするのを見てると
便利な世の中になった反面、手抜きの増えた世の中になったなと思うわ。
以上。
それではまた、博多で。